司法書士 幸津事務所 ～samurai-mom journal～

昨日でアメリカの同時多発テロから丸６年。
もうそんなに昔のことなんだぁ…と感じてしまう。
当時私は中国の天津というところで働いていた。
テレビをつけたら、飛行機がビルに突っ込んでいる映像が!!一瞬「えっ、何の映画だろう？」と思ったが、チャンネルはNHKのBSだったし、ニュースの時間帯。まさかたった今現実に起こったこととは信じられず、かなり衝撃的だった。
夫と(当時は夫ではなかったが、私たちはむこうで出会い、付き合っていたのです）２人で、「ウソだ、ありえない」などと大騒ぎした記憶がある。今でもあのときのショックはつい最近のことのように思い出される。と同時にテロや武装勢力の存在に脅威を感じた。その一方で、自分の信じる道のために命をかけるテロリストってちょっとスゴイと思った。
命をかけてまでやり遂げたいことがあるってことがスゴイんだ。
昔戦争に行った人の中には同じように考えていた人がたくさんいたと思うけど、今の日本ではあまりお目にかかれないはず。
もちろん世界のどこかで絶えず戦争が起こっていて、そこでは命をかけて戦うことが当たり前なのだから、賞賛することでもなんでもないのかもしれないけど、私にはとてもできない。でも、世の中には女性や子供のテロリストもたくさんいるんだから、驚きだ。
戦争はもちろんテロや武装勢力は絶対に撲滅されるべき。
世界中が平和になり、豊かになればいいのに…と思うけど、そんな日はくるのだろうか。
私たちは発展途上国の賃金の安さ、土地の安さを利用して儲けている部分がある。
その国々が発展途上国から脱却し、先進国になったら、我々はまたどこかの国を探してこなければならない。そして、自分たちの利益のためには発展途上国に発展しきってほしくないと思っているのではないだろうか。
結局のところ、世界の中でも貧富の差は永遠に埋まらないんじゃないかという気がする。日本国内ですら、貧富の差は益々激しくなっているのだから。
でも、いつか世界中のみんなが幸せと思える世の中がきますように…