司法書士 幸津事務所 ～samurai-mom journal～

この仕事をするまで窓口や担当者ごとに扱いが異なるなんてことは考えたこともなかった。お役所というのはどこでも同じだと思っていたけど、実際はそうでもない。ここではこの書類だけで足りるけど、あそこでは＋αの書類を求められることもある。
でも、結局は調査する人によるから、管轄の法務局によって、提出書類に違いがあるなんてことを依頼人に説明しても理解に苦しむ方もいらっしゃるだろう。
今日もびっくりしたことがある。
某書類の追加提出が必要とのことなので、依頼人にご連絡して郵送していただこうとしたところ「急いでほしいから法務局に直接持って行きます」とのこと。その旨を法務局に連絡したところ、「代理人がついているのに申請人本人が書類を持ってくるのはおかしい、代理人が対応するように」と言われてしまった。
今までも申請人が窓口に直接出向いて書類の追加提出をしたことはあったが、一度もそのようなことを言われたことがなかった。
たとえば、書類を郵送した場合は誰が送ったか確認しようがないと思う。郵送の時には差出人にかかわらず受取るけど、窓口の時は受取らないというのはおかしいのではないだろうか。
代理人がいたら本人の権限が代理人に移ってしまうってことはないと思うんだけど・・・
申請人本人が自ら出向いているなら代理人より確実な気がするが、どうしていけないのだろうか？ちょっと私の民法の知識不足かな？
今回は急いでいるので、侃侃諤諤する余裕もないし、明日の朝イチで私が書類を窓口に届けようと思うけど、スケジュールの調整をするのが大変だったから、後学のためにも調べておかないと。
そもそも補正にならないように十分に気をつければいいだけの話だけど(;^_^A