司法書士 幸津事務所 ～samurai-mom journal～

最近債務整理の仕事は非常にやりづらい。
分割弁済の交渉に対して、受任日までの利息を請求してくるのは当たり前。一括弁済や将来の利息を付加しなければ和解しないという会社もあり、対応に苦慮する。
確かに借りたお金に利息をつけて返すのは当然の権利ともいえる。しかし、法定金利の１８％ってよく考えるとべらぼうに高い。
今までずっと１８％の利息を支払ってきたんだから、将来利息を支払わなくたって、利息を前払いしたくらいな話だ･･･なんて、ちょっと借主に偏りすぎた意見かな！？
それにしたって債務整理をする人は生活に困っている人が多い。
分割で弁済するのも大変なのに、破産しないで頑張っているんだから、業者にも少しは理解を示してもらいたい。
それなのに昨日・今日と私をいらだたせる会社がある。
Ａ社から債権を譲り受けているＡ債権回収には憤りを感じる。はらわた煮えくり返るなんて久しぶりのことだ。
事務所のパートナーに話すと「そんなことないけどなぁ･･･、担当者が悪いのかな！？」と。確かに以前Ｍ社にもひどい目にあって、大嫌いだったが、どうやら担当者の当たりが悪かったようだ。
でも、担当者によって悪いイメージを抱けば、もちろんその会社そのものが嫌いになる。
学生の頃、先生に「一人ひとりが学校の顔」といわれ、不思議に感じたものだけど、卒業後、先生の言ってることがよく分かった。
社員の行動＝会社の行動になってしまう。
久しぶりに声を荒げて喧嘩して本当にムカつく！！
何かしら仕返ししてやりたいくらいな気分だけど、ここはちょびっと大人になって愚痴だけにしておきます。