司法書士 幸津事務所 ～samurai-mom journal～

土曜日だというのに夫婦揃って朝から仕事。どうしても仕事が溜まりがちで、土曜日の出てこざるを得ない。朝一番にしたことは電話。以前法律相談員として相談に応じた際、即答できなかった部分を調べたので、そのことについてお話した。相談員の担当になることはよくあるが、東京会や救援法の相談員になった場合、相談者の連絡先は分かっていることが多いので、相談に対する回答が間違っていたり、不足していたときにもあとで連絡することができ、誠実な対応ができるから、相談にのるほうも安心できる。しかし、法テラスの電話相談では、相手の連絡先は聞かないので、分からない。あとで間違いに気付いたり、もっと説明してあげたいと思ってもどうにもならない。もし、私の間違った回答をもとにとんでもないことになって、クレームでもきたらどうするんだろう？こちらは連絡したかったのに方法がなかったから仕方がないんですよ・・・ではすまされないのではないか。そもそも電話相談というのは１人１０分程度の簡単なものを予定しているのに中にはかなり難しいものもかなり多い。みんな仕事もしているだろうし、忙しい中で相談に行くのはムリだけど、電話くらいなら・・・という気持ちでかけてくるんだろうが、やはり電話でのやりとりの中で解決に導けるものはごくわずかなのではないだろうか。法テラスコールセンターで相談内容を話して、さらにこちらにまわされてまた同じ話をする・・・ということになるのも時間のロスであり、たらい回し感があって使い勝手が悪い気がする。法テラスの窓口で相談の申込みをする際もいきなり収入の基準について話はじめる。私たちが研修を受けたときは、一般的な収入の人ならほとんど基準を満たすので、どんどん勧めましょうという話だったのに、法テラスの窓口では生活保護かそれに近い収入じゃないと相談を受け付けないような話し方をする。なんとなく運用がうまくいってないと思えてならない。まだ始まったばかりで、１年も経っていないから当然といえば当然か。今後の進化に期待だ!!