司法書士 幸津事務所 ～samurai-mom journal～

気持ちのよい五月晴れにもかかわらず、オフィスに籠ってせっせと仕事をするなんてちょっと残念だけど、気張って休日出勤中。
登記申請もしたかったから、お昼ごろ気分転換を兼ねて土曜日でも印紙購入できる郵便局までウォーキング。
途中でアメリカに住んでいる母から電話があり、どこにいるのか聞かれたので「仕事中で郵便局に向かっている」と答えたところ、緊急事態宣言中に外出しているなんて信じられないようだった。我が家では誰も仕事や学校を休まないと話したら、とても心配していた。
そんなこんなで、郵便局に着いても感染予防について延々と話す母との電話が切れなかったため、外で立ち話をし、やっと中に入って用事を済ませて振り返ると、誰もいない。
あれっ？私は待たされたけど、一番のピークに来ちゃったのかな？タイミング悪かったのかな…なんて考えながら出口に向かうと何故か閉まっている！
ゆうゆう窓口は17時までのはずなのにお昼休みでもとるのかしら？どこにもそんなこと書いてなかったけど…と思いながら別の出口から出ると、おじいちゃんが職員に詰め寄っている。「さっき電話で今から郵便物を取りに行くからと伝えたんだぞ、なんで入れないんだ！」と。すると「感染者が出たため、すぐに業務を休止するよう保健所から電話があったんです」と申し訳なさそうに話す職員。
ピークに行ったわけではなく、私より遅く来た人は中に入れてもらえなかっただけなんだ…ギリギリ間に合ってよかったけど、おじいちゃんが気の毒。他にもがっかりしながらお帰りになる人がちらほら。
昨年は自宅の最寄りの郵便局で感染者が出て、配達業務が滞ったことがあった。あの時は待っている荷物があったから、いつになったら届くのかやきもきしたのを覚えている。
こんなことがいつまで続くか分からないということに鬱々としつつもただただ受け入れるしかないわけだが、そんな中にも日々の小さな悦びや楽しみをみつけて健やかに過ごしていきたい。